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月餅を愛でる会 @ Home : 美味しいおうちごはんと初生月餅とのコラボ。

9月も30日で今日で終わり。明日から10月。
暦の上でももう秋本番な感じで、友達からのメールやFacebookの更新などをみると「最近は涼しくなってきたよ」なんて言われることも多く、秋かぁ・・・なんてちょっぴり遠い目になってしまいそうなアタシです。
赤道近くで万年常夏のシンガポールにいるとなかなかそんな雰囲気に浸ることもなくそれはそれで若干さみしいのですが(笑)、そんな折、お友達のセニョ子さんから「我が家で月餅の食べ比べをしようと思うのだけどいらっしゃいませんか~?」と素敵なお誘いを頂戴いたしました。

まさに本日9月30日は旧暦の 8月15日の中秋節にあたる日。この日は家族団らんで月餅を食べたりこれをお友達同士で贈りあったりするのが習わしとのことで、アタシも仕事で中秋節あたりに中国に出張にいったときには大層な月餅詰め合わせセットを会社からわざわざいただき、その重さに四苦八苦した記憶が(笑)。

そんな重苦しい思い出はよそに、軽やかなるそんなお誘いには「モチのロンでお伺いいたしまする!!」とお返事していざムスコとともにセニョ家へ。月餅食べ比べの儀の前に軽くランチでも・・・なんて前振りをいただいていたのですが、当日お邪魔するとこんな素敵な食卓が待ち構えておりました。
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この日はお友達のYukoさん、そしてセニョさんとYukoさんの共通のお友達であるアラコさん、さらにセニョさんのお友達で2児のママさんという可憐な出で立ちのYさん。皆さんそれぞれポットラックのためのお惣菜を丁寧にお持ちいただきテーブルにセッティング。こうするだけでも3割増しくらいにまた美味に感じてしまうのが不思議だなぁ。
* とはいえ、アタシなどは急きょ Da Paolo のお惣菜を Take Away してお持ちするというテイタラクでしたが・・・(笑)

スパイスが程よく効いたお手製タイ風サラダにもっちり酢飯がたまらない太巻き、ほっこり味がよくしみた煮物、などなど・・・・・どれも本当に美味しい。セニョさんが炊いてくださった新米を片手についつい箸が伸びてしまいましたが、やっぱりおうちごはんのなせる魔法でしょうか?
大人たちがおしゃべりと美味しいお料理に舌鼓を打つ傍らで、子どもたちは花より団子ならぬ、団子よりおもちゃ・・

ま、お互いにニーズがマッチしていたってことで(笑)。

いやはやランチが進みすぎて胃がいい感じになってきた頃合に、「そろそろ月餅いってみる~?」とのお声が。お誘いの際にセニョさんから「今回は生月餅もあるのよ」とお聞きしていたのですが、、、



え?生月餅?? (・-・)…ン?

そいつは生せんべいとかみたいなもの?とそんなレベルでまったくもってNo 知識なアタシ。お買いものなどにいくとお店の店頭でも焼月餅とは違い色とりどりな月餅がショーウィンドウを飾っているのは見て知っていました。が、実際に食べるのは初めて。そして出てきたのはこちら。
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おぉ、こいつは美しい~!!.。 ヽ(o'ω'o)ノ・゚・ゴージャス!!

ご用意いただいたのは見た目もモチモチスベスベ、 Raffles の白いシャンパントリュフの生月餅、そしてGoodwood Park のカラフルで宝石のようなSnow Skin Type の生月餅。そしてどっしりと構えて重鎮のごとく鎮座する TWGとCanele の焼月餅たち。
Yukoさんが持ってきてくださった中国茶を個々にみな好きなフレーバーを選んで淹れていざ実食開始。

ぱっとみたときに一番目を引いたのは黄色の生月餅。見た感じも月のように黄色くて丸く鮮やかなのが印象的で、何かしら?と気になっていました。
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少しずつを試食してみよう~ということでそれぞれをカットしていったのですが、その時に思わぬ一言が。

「うわぁぁあ、これめちゃくちゃドリアンだよーーー!!!」

風向きにすくわれたのかアタシとYさんはそのニオイをあまり意識することがなかったのですが、カットしていたアラコさんとその隣に座っていたYukoさんはドリアンのそのニオイをモロにうけ、うぉぉぉーーー!と叫びに近い雄叫びが。まさに魑魅魍魎な世界(笑)。

実際にカットされたもの(まさに断片でしたが・・・)を近くでフンフンと嗅いでみると、まさに・・・・ドリアン。うほ。
恥ずかしながら、いまだドリアンを生でもいただいたことがないアタシ。この時に初めていただいたのですが、、あぁーーー!アタシにはやはり無理でした orz。
月餅の中にもきちんとドリアンの繊維が存在していて、口の中はもうまさにドリアンが狂喜乱舞しているかのごとく。いやはややはり王様だね、ドリアンは!!

そして、生月餅を食すの儀はこれだけには終わらず・・・ もうひとつオレンジ色でひときわ目立つ存在の月餅さんが。安納芋のような濃いオレンジ色のその月餅、これってなんだろうねー、と付属のリーフレットを皆でみてフレーバーをチェックすると Cempedak なる文字が。

チェペンダック?北京ダックみたいだな・・・・σ( ̄、 ̄=)ンート

それしか書かれていないので何者かをその場でググると、、

「ちょっとーー!なんか ドリアンのように甘い香りではなく、プロパンガスのような臭いがするフルーツとかってかいてあるよーーー!!!」

とこれまた驚愕な一言が。

どんなニオイやねん・・・と思いつつこちらも食べてみないと語れないので、みな実食。個人的には先に食べたドリアンの衝撃度が相当スゴかったのでそれほどのビビることもなく「あぁ、こういうものなのねぇ~」という印象。ただ、アタシの隣に座っていたYさんは一口食べた後に「なんか、、、舌がしびれるような感覚がするのだけど・・・・」とおっしゃっていて、逆にそのコメントに大きな衝撃が走りました(笑)。恐るべしチェンペダック!!こいつのほうがフルーツの隠れ王者かもしれない・・・・・

とはいえ、これら変わり種月餅だけではなくそれ以外にも Mango with Pomelo とかバナナ入りとかのものもありまして、もちろんこれらもおいしくいただかせていただきました。

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なお、個人的にはRaffles のシャンパントリュフのものは何度も手が伸びてしまいました。中にはホワイトチョコレートが隠れていて餡も甘すぎることがなくお酒がきいていたりして。酒好きなアタシにはちょっとたまらない一品で大きさも小ぶりなところがいいなと思いました。

いやはや、衝撃シーンも見られた月餅食べ比べでしたが、美味しいランチをいただきつつ楽しいトークで和みまして、さらにこの地、この時期だからこそ愛でて楽しい月餅との出会いもあったし・・・・で非常に充実した時間を過ごすことができました。

ご一緒いただいた皆様、本当にありがとうございました♡

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by umiteii | 2012-09-30 11:51 | シンガポール・その他もろもろ
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